6月に静岡県で行われる予定だった東京五輪聖火リレーも延期となり、2度目の東京五輪聖火ランナーに挑むことが決まっていた下田市の鈴木克己さん(73)は、「私自身はリレーで脇役ですから中止も仕方がないと思ってましたけど、選手の事を考えると、1年延期でもやれるのは良かったというのが実感です」と話した。

 64年の1度目は、日大三島高3年の時に三嶋大社から箱根方面への約1・7キロを走った。今回は住んでいる下田市を走ることになっており「2度目ということで知り合いから連絡をたくさんもらって交流が深まった」。さらに「年明けからウォーキングを始めたら体重も3キロ減って、動きも良くなった」と健康面ではプラスを得たという。

 1年程度の延期で「妻からは『1年ウォーキングを続ければ、もっと健康になるんじゃない』って言われてます。延期されてショックというより、もっと健康寿命が延びると前向きにとらえて、来年またチャンスがあれば、のんびりと待ちたい」と話した。