ロシアのロケット宇宙企業「エネルギア」は25日、2023年に一般の希望者2人が参加する宇宙旅行を実施し、うち1人に国際宇宙ステーション(ISS)からロシア人飛行士と一緒に船外遊泳させる計画を発表した。観光旅行客の宇宙遊泳が実現すれば史上初。費用は非公開だが、ロシアの宇宙専門家モイセエフ氏は、遊泳者が支払う費用を約2億ドル(約214億円)と推測。

 2023年の旅行者2人はまだ決まっておらず、出発の約1年前に発表予定という。

 日本では「ZOZO」創業者で、スタートトゥデイ社長の前澤友作氏(44)が米宇宙ベンチャー「スペースX」と月の周囲を飛行する月旅行を、2018年9月に契約している。飛行は今回発表されたものと同時期の2023年を予定。芸術家6〜8人を招待する意向で、費用の総額は1000億円を超えるとみられている。

 ◆214億円ってどれぐらいの額?

 ▽東京ディズニーシーのタワー・オブ・テラーの総工費 約210億円

 ▽「プレイボーイ」創業者ヒュー・ヘフナーの豪邸売り出し価格(2016年) 約235億円

 ▽2019年に「世界で最も稼ぐセレブ」となった女性ミュージシャン、テイラー・スウィフトの年収 約200億円