元格闘家で立憲民主党に離党届を提出した須藤元気参院議員(42)が26日、東京・錦糸町南口で、都知事選(7月5日投開票)に立候補している「れいわ新選組」の山本太郎代表(45)の街頭演説に、3度目のゲスト参加した。

 マイクを握り「ここ錦糸町、地元であります。高校生のころ、錦糸町駅から総武線に乗って新小岩まで行き、関東一高に通っていました」とあいさつすると、温かい拍手を受けた。

 山本氏は、地方債発行で「総額15兆円で、あなたのコロナ損失を徹底的に底上げ」という政策を掲げ、具体的には「まずは全都民に10万円を給付」などを訴えている。

 須藤氏は「山本太郎さんは戦う政治家です。戦う都知事になります。本当にアイデアマン。都債を使って15兆円を調達しようと言っているんです」と絶賛。「山本太郎さんは国がやらないから、東京都でやろうと言っている。山本太郎さんが都の積極財政を実行できれば、霞が関も、国も後に続かざるを得ない。山本太郎さんに東京都知事になってもらう必要がある!」と声を張り上げた。

 さらに「僕と山本太郎さんはロストジェネレーション、ロスジェネというキーワードでつながっている。1970年から80年ごろに生まれ、バブル崩壊後に青春時代を過ごし、大人になった世代です。40代で働き盛り。90年から今に至るまで『失われた30年』と呼ばれる時代を生きてきた」と須藤氏。

 国の経済政策の失敗が原因とし「誤った政策が、たった30年で日本をこんなに貧しくさせた。デフレが30年も続いている中で消費増税。逆ですよね」と怒りをあらわにした。

 「ロスジェネのみんなも立ち上がりましょう! 僕らは失われた30年間、我慢してきました。僕らの世代は社会の中核です。僕らに一度任せて下さい」と“世代交代”を力強く呼びかけた。

 都知事選は過去最多の22人が立候補。再選を目指す無所属現職の小池百合子氏(67)のほか、元日弁連会長の宇都宮健児氏(73)、前熊本県副知事の小野泰輔氏(46)、政治団体「ホリエモン新党」から出馬したNHKから国民を守る党(N国)の立花孝志党首(52)らの候補者がいる。