TBS系情報番組「ゴゴスマ」(月〜金曜・後1時55分)は1日、新型コロナ感染症に関して、取り上げた。

 この日新たに東京で67人が感染し、緊急事態宣言解除後、最多の数値。ホストクラブなどの集団検査の結果も含まれているが、リモート出演した専門家の大妻女子大・森田豊特任教授は「それでも、じわじわと増加しているので嫌な値だし、心配な値なことは確かですね。しかし、これだけ人が街に出ていますし、休業もしていませんし、新しい生活様式を実践しているとはいえ、限界があるかと思うので、減ることはないと思う。この値はある程度理解できる値。これで甘んじてはいけないんですけど、理解はできる」とコメントした。

 また、「20代、30代がかなり大半を占めていますし、こういう方々がお年寄りにうつさないようにするということが大事だし、これだけ人が街に出ていたらもっと急増してもおかしくないかなと悪い方向にも考えられますけど。それは起きてないんだと。みなさん衛生観念があるんだなと私は前向きにとらえてますけどね」とした。

 前日発表された東京都の新たなモニタリング指標では、具体的な数値基準を撤廃したことについて、「3月、4月とどんどん新規感染者数が多くなってきた頃とは全く様相が違っていて、集団検査も入っていますし、さらにPCRの検査件数も拡充してます。発熱相談件数が上がると新規患者数も上がると、そういう現象もみているので、実際の数を示す方がいいという意見もわかるんですけど、個人的には、7つの指標が複雑に絡み合っているので、数がいくつだったら何かをするというのは難しくて、総合的に判断しないければいけないのかな、という風に思っている」と説明した。

 「新しい指標の中で、現在の医療体制を総合的に判断するというのことに重きが入っている。医療体制の中で、ベットの空き状況というのがあるんですけど、新型コロナウイルスのために常にベットを空けておく事は出来ないんだと思います。最初、100床200床空けて、それがもっと足りなくなったらどんどん空けていくというので、非常に流動的。医療体制の整備というのは、何人患者さんが出てきたら医療崩壊が起こりそうだということは、そんな簡単にいかないのかな」とした。

 「1週間に1回の会議と言ってますけど、実際には危ない時には先生方が臨機応変にやるので、大事なことは政治的なことに走らず、きちんと医者たちが、専門家の人達が『これは危ないぞ』という風に小池さんに言って、小池さんが聞き入れるということが最も大事だと思いますけどね」と指摘した。

 現状では患者数の減少は見込めないが、「今の時点ではウィズコロナでコロナをゼロにしようという考えはないんだと思いますよ。ただ、衛生観念を高めている間に軽症者に対する薬、ワクチン、こういったものを期待しているのだと思います」と話した。