桃田賢斗、1年4か月ぶり復帰後初の国際大会V「出させていただける試合で精進したい」

◆バドミントン インターナショナルシリーズ K&Dグラフィックス 最終日(6日・米カリフォルニア州オレンジ)

 男子シングルス決勝で違法賭博問題による出場停止処分が明けた桃田賢斗(22)=NTT東日本=が、復帰後初めての国際大会優勝を飾った。元世界ランク24位のケビン・コルドン(30)=グアテマラ=に21―7、21―15でストレート勝ち。世界ランクにかかわるポイントを2500点獲得し、2020年東京五輪出場へ、また小さく一歩前進した。

 桃田が倉庫街にひっそりと立つ小さな会場で、違法賭博発覚直前の16年4月に制したインドネシア・オープン以来、1年4か月ぶりに国際大会のタイトルを手にした。国際大会では下から2番目の格付けで、100位以下の出場選手がほとんど。決勝も219位のベテランが相手。復帰2戦目とはいえ元2位の実力者は「優勝したい気持ちがすごく強かった」と安心した表情を浮かべた。

 大きな会場で華々しく活躍していた地位は、自らの過ちで失った。20年東京五輪出場に向けて小さな大会でもこつこつポイントを稼ぐしか道はない。「出させていただける試合で精進したい」と、会場の撤収作業が終わるのを待ち、主催者や地元の関係者にあいさつして回る謙虚な姿があった。日本代表の朴柱奉監督(52)は「心配していたフィジカル面の準備はできている。今回は小さい大会で、桃田(本来の)レベルの試合じゃない」と期待を込めた。

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