【巨人】3日ヤクルト戦で「開始1分弾」の陽「第1打席は特に大事にしている」

 選手の本音やプレーの舞台裏を紹介する連載「週刊G」。今回は陽岱鋼外野手(30)。7月29日のDeNA戦(東京D)から1番を任され8試合で打率4割、5本塁打、8打点、2盗塁と好調を維持する。陽が持つ1番打者としての「積極性」に迫る。

 試合開始からわずか1分。陽岱鋼は、星の4球目を捉えて、左翼席へ5号ソロを運んだ。3日のヤクルト戦(神宮)、2ボール1ストライクから高めに浮いた直球を強振。瞬く間に先取点を手にすれば、2回先頭の第2打席では初球を仕留め、右中間に2打席連発の6号ソロをたたき込んだ。「チームに良い流れを作れたかな」と胸を張った。

 打線の火付け役的な存在で、爆発力を発揮している。初回先頭の第1打席は8打数3安打、2本塁打。先制パンチで、チームに勢いを与えている。二岡打撃コーチは「彼が良い流れを作っている。性格によるところが大きい。積極的で1打席目、初球からノッていける」と、イケイケな性格も武器と分析した。陽自身も「第1打席は特に大事にしている。打席では最初から良い球を打てるように考えている」と心がけている。

 積極性は走塁、守備でも健在だ。大西外野守備走塁コーチは「中堅守備の1歩目が速い。経験とセンスもあるけど、何より思い切りが良いから。走塁もリード、スタートで圧をかけている」と評価。6日の中日戦(東京D)では移籍後初の1試合2盗塁をマークするなど、日に日にその姿勢を強めている。「打順は関係ない。チームが勝つことが大事」と背番号2。貪欲な姿勢で打線をリードしている。(原島 海)

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