山中“神の左”KOで日本記録もう一発!内山高志氏と並ぶ世界戦10KO

◆報知新聞社後援 プロボクシング「ワールドプレミアムボクシング」▽WBC世界バンタム級(53・5キロ以下)タイトルマッチ12回戦 山中慎介―ルイス・ネリ(15日・島津アリーナ京都)

 WBC世界バンタム級王者・山中慎介が、KO勝利でもうひとつの日本記録に並ぶ。同級1位ルイス・ネリとの13度目の防衛戦(報知新聞社後援)に向け、都内の所属ジムで練習を公開した。元WBA世界ライトフライ級王者・具志堅用高氏が持つ連続防衛の日本タイ記録がかかる大一番だが、KO勝利なら世界戦10KO目で、国内ジム所属選手ではこちらもトップタイとなる。代名詞の“神の左”をさく裂させ、記録ずくめの勝利を狙う。

 大記録がかかる一戦まであと6日。37年ぶりのV13記録がかかるとあって、ジムには約70人の報道陣、関係者が集まった。それでも山中に気負う様子は全くなかった。「注目してもらえるのはうれしい。ただ、自分としては記録を意識することなく、全勝の指名挑戦者のネリを倒すことだけ考えている。嫌なプレッシャーはない」と落ち着いた様子で語った。

 この日は元世界ランカーのフィリピン選手と2回を消化し、合計112回に及んだスパーリングを打ち上げた。公開練習にはネリ陣営も偵察に訪れた。山中の公開練習を相手陣営が視察するのは珍しいが、王者は「何を変えるというのは難しいが、普段打たないアッパーをちょっと多めにしておきました」とジョークを飛ばす余裕さえ見せた。

 今回は具志堅氏に並ぶV13のほかに、もうひとつ日本タイ記録がかかっている。KO勝利なら世界戦10KOとなり、先月に引退を表明した前WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者・内山高志氏(37)に並んでトップに立つのだ。現在は9KOで具志堅氏と並んでおり、相手をキャンバスに沈めればこちらの記録では“具志堅超え”を果たすことになる。

 同時期に王者だった内山氏、そして自身と同門の元WBC世界スーパーフェザー級王者・三浦隆司氏(33)も引退したことに「正直、寂しい」と漏らした。それでも「同じ世代の王者として、まだまだ強い姿を見せられたら。防衛回数と同じで自然とついてくればいいが、KOで勝つのが理想。期待に応えたい」と山中。“同志”の思いも背負う構えだ。

 今回は真夏での調整となったが「妻(沙也乃夫人)が食事の面で頑張ってくれた。栄養などを調べて飽きさせないものをつくってくれた。失敗は3割ぐらいだったんじゃないですか? ちょっと話を盛りましたけど」と冗談で笑わせた。あくまで自然体で大きな1勝をつかむ。(三須 慶太)

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