【エルムS】三浦皇成、骨盤骨折からドリームキラリで1年ぶり実戦復帰への思い語る

【エルムS】三浦皇成、骨盤骨折からドリームキラリで1年ぶり実戦復帰への思い語る

◆第22回エルムS・G3(13日・ダート1700メートル、札幌競馬場)

 第22回エルムS・G3(13日、札幌)の出走馬が10日、確定した。ドリームキラリに騎乗する三浦皇成騎手(27)=美浦・鹿戸厩舎=は今週の札幌で約1年ぶりの実戦騎乗。昨年8月14日の札幌競馬で落馬し、骨盤骨折などの重傷を負いながら戦列に戻ってきた三浦に復帰への思いを聞いた。

 ―今週の札幌競馬でいよいよ復帰します。

 「テレビで競馬を見るのは飽きてきたので、ちょうどいいタイミングだったのかな(笑い)。昨年12月に退院後、2、3か月リハビリをして、体が順調に動くようになってからはテレビの見方も変わりました。そこにいられないのが悔しかった。早く乗りたいと思った時期もありましたが、今は意外と冷静でドシッと構えられるというか。今までの日常がやってくるんだなと実感しています」

 ―1年を振り返ると。

 「早かったとは思わない。周りからよく『早く回復できたね』と言われるのですが、自分はそうは思わなかった。その裏には、想像以上の過酷なトレーニングとリハビリがあったので。でも、本当に大変なのはここから」

 ―9日は札幌競馬場で追い切りに乗りました。

 「懐かしいというか、美浦より逆にしっくりきますね。毎年夏はここに滞在していたので。早く競馬場で感覚をつかみたいというのはありました」

 ―エルムSのドリームキラリなど土日で計12頭に騎乗します。

 「北海道で馬を集める大変さは知っています。頭数とか勝ちよりも、ここで乗りたかった。たくさん騎乗依頼を受けたのはうれしい。1年休んでいた僕に任してくれる人がいるんですから」

 ―ファンも待っています。

 「信じてくれるファンのために頑張らなきゃ。やっと、みんなと同じ舞台に立てる。1年のブランクがあるのは事実。安心してもいないですし、ここからが勝負だと感じています」(聞き手・石野 静香)

 【復帰までの道のり】 ▼16年8月14日 札幌7Rでモンドクラフトに騎乗した際に落馬負傷。その後の精密検査で、左第4、5、6、7、8、9、10、11、12肋骨骨折、左肋軟骨骨折、左緊張性気胸、左血気胸、左副腎損傷、骨盤骨折(左仙骨縦列骨折、左第3仙椎横骨折、左恥骨骨折、恥骨結合解離、右座骨骨折)と診断。札幌の病院に約1か月入院し、3回手術。

 ▼同12月25日 札幌から転院した茨城・つくば市の病院を退院。「順調に回復。早く馬に乗れるように、しっかりとリハビリをしていきたい」

 ▼17年5月 プレートを抜く手術を行い、手術は計5回に。

 ▼同7月18日 美浦トレセンで負傷後初めて調教に騎乗。北馬場で2頭の手綱を執る。

 ▼同7月19日 美浦トレセンで復帰会見。1回札幌3週目(8月12、13日)での復帰を目指すことを正式発表。「命が助かって良かったと医者に言われた。絶対に(騎手に)戻れる自信があったので、どん底に落ちたというのはなかった」

 ▼同8月9日 札幌競馬場で3頭の追い切りに騎乗。

 ◆三浦 皇成(みうら・こうせい) 1989年12月19日、東京都生まれ。27歳。美浦・河野通文厩舎所属で08年3月、デビュー。91勝を挙げ、武豊の持つ「新人年間最多勝記録」を21年ぶりに更新。報知プロスポーツ大賞特別賞受賞。14年全日本2歳優駿(ディアドムス)でG1初制覇。JRA通算6822戦591勝。同重賞は10年アルゼンチン共和国杯(トーセンジョーダン)など10勝。フリーを経て12年3月から美浦・鹿戸厩舎所属。11年、タレントのほしのあきと結婚。身長167センチ、体重50キロ。血液型O。

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