“常連校”聖光学院2年連続初戦突破 13安打猛打爆発

“常連校”聖光学院2年連続初戦突破 13安打猛打爆発

◆第99回全国高等学校野球選手権大会第3日 ▽1回戦 聖光学院6─0おかやま山陽(10日・甲子園)

 戦後最多となる11年連続出場の聖光学院(福島)が、1回戦で初出場のおかやま山陽(岡山)に6―0で快勝。8強入りした昨年に続き、2年連続で初戦を突破した。主将で5番の仁平勇汰右翼手(3年)が2回に左翼フェンス直撃の先制適時三塁打を始め、チーム全体で13安打と猛打が爆発。“常連校”の力を見せつけた。聖光学院は第8日(15日)第4試合の2回戦で聖心ウルスラ学園(宮崎)と対戦する。

 これが11年連続出場を誇る聖光学院の強さだ。2回無死一塁。仁平主将は外角高めの直球を迷わずフルスイングした。高々と上がった打球は右方向に吹く風を切り裂いて左翼フェンスを直撃。先制適時三塁打でチームを勢い付けた。「自分が思っていた以上に伸びた」と笑顔で振り返ったが、これで終わらなかった。

 3回に右中間へ二塁打、5回には右前適時打と4打数3安打2打点。本塁打が出れば、サイクル安打達成だったが、「気付いていなかった。それよりチーム全体でガツガツ打ちにいけた」と胸を張った。計13安打の猛攻。エース右腕・斎藤郁也(3年)も今大会初完封勝利を挙げ、投打がかみ合い、最高の形で初戦を飾った。

 油断は全くなかった。まずは雰囲気作りだ。大舞台で選手が緊張しないよう、斎藤智也監督(54)は「甲子園はホーム球場と思え」とナインに指示。リハーサルや開会式を通して会場を確認し、仁平は「(地元の)あづま球場のように思えてきた」と語り、イメージトレーニングは成功。対戦相手の対策も「2人の投手はいいし、打撃もつないでくる」と映像などの分析から、想定しうる相手のベストの状態を選手たちに落とし込んだ。

 また、先月22日に福島大会を制してから対戦相手が決まった今月4日までの約2週間、バットを100グラム重い1キロのバットを選手に使用させた。「バットが軽いと思ってスイングが速くなれば“魔法”は成功」という指揮官の考えは当たった。仁平は「バットも振れたし、相手も調子が悪かったのか、想定よりは良くなかった。初戦でこの結果は出来すぎです」と笑った。

 上々の白星発進に「チームの雰囲気も良くなる。次も一戦必勝でいきたい」と仁平。目標の頂点へ、力を合わせて勝利を重ねていく。(遠藤 洋之)

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