聖心ウルスラ、“カタカナ校名”初勝利 「アメトーーク」出られるかも…

聖心ウルスラ、“カタカナ校名”初勝利 「アメトーーク」出られるかも…

◆第99回全国高校野球選手権第3日 ▽1回戦 聖心ウルスラ学園5―2早稲田佐賀(10日・甲子園)

 聖心ウルスラ学園(宮崎)は、カタカナ入り校名学校としては、春夏通じて甲子園初白星。2年生の最速144キロ右腕・戸郷翔征が毎回11奪三振で2失点完投した。

 最後まで笑顔だった。三振で締めた2年生エース右腕の戸郷翔征は、気持ちよさそうに汗を拭った。「もう1試合ぐらい投げられる感じです」。スリークオーターから繰り出す最速141キロの直球などで、毎回の11奪三振2失点(自責1)完投。2度目の挑戦で、甲子園初勝利をつかみ取った。

 歴史に名を刻んだ。学校名に「カタカナ」が入るチームでは、甲子園大会史上初の勝利だ。1965年春のコザ(沖縄)など、05年の自校を含め3チームが挑戦したが「カタカナ校2度目の出場」も初めてだった。

 テレビ番組の情報が、ウルスラナインの闘志に火をつけた。開幕直前の5日、宿舎で見ていた高校野球特番で「カタカナ校の未勝利」を知ったという。偶然にも、新たな目標ができた。この日の試合前のウォーミングアップでは、こんなやり取りがあったという。

 「カタカナで初めて勝ったら『アメトーーク!』に出られるかもしれない…」

 人気番組デビューが、ナインのやる気スイッチを押した。先月9日には、アンジャッシュ・渡部、アンタッチャブル・山崎ら「高校野球大好き芸人」が集結した「夏のアメトーーーーク 高校野球大大大大好き 栄冠は君に輝くSP!」が放送され、多くの話題を振りまいた。

 早稲田佐賀との「九州対決」を制し、次戦は、聖光学院(福島)との「同宿対決」だ。エレベーターやランドリーなどで遭遇し「あっ」「ああ…」などと、お互い気まずい思いをしているという。最速144キロ右腕は「同宿なので今までは頑張ってほしい、という思いもあったけど、自分たちが倒して日本一になりたい」と決意を新たにした。頂点に近づくほど「アメトーーク!」デビューも近づくかもしれない。(青柳 明)

 ◇聖心ウルスラ学園(延岡市)1955年、女子校の私立緑ケ丘学園として創設。90年に現校名となり、02年から男女共学。カトリック精神に基づく教育を行う。「ウルスラ」とは、5世紀の聖女ウルスラ殉教者に由来。生徒数は349人(うち女子186人)。野球部は共学化と共に創部され、部員55人。主なOBに田原誠次(巨人)。

スゴ得でもっと読む

スゴ得とは?

関連記事

おすすめ情報

スポーツ報知の他の記事もみる
主要なニュースをもっと見る
社会のニュースをもっと見る
経済のニュースをもっと見る
政治のニュースをもっと見る
国際・科学のニュースをもっと見る
エンタメのニュースをもっと見る
スポーツのニュースをもっと見る
トレンドのニュースをもっと見る
生活術のニュースをもっと見る
地域のニュースをもっと見る

スポーツのニュースランキング

ランキングの続きを見る

スポーツの新着ニュース

新着ニュース一覧へ

人気記事ランキング

ランキングの続きを見る

東京の新着ニュース

東京の新着ニュースをもっと見る

コラム・街ネタ

東京のコラム・街ネタをもっと見る

特集

特集一覧を見る

記事検索