【G1】内藤がオメガ下し4年ぶり2度目の優勝「今なら言える。この新日本プロレスの主役は俺だ!」

【G1】内藤がオメガ下し4年ぶり2度目の優勝「今なら言える。この新日本プロレスの主役は俺だ!」

▼G1クライマックス27優勝決定戦 〇内藤哲也=Aブロック1位=(34分35秒 デスティーノ→片エビ固め)ケニー・オメガ=Bブロック1位=● ※内藤は2013以来4年ぶり2度目の優勝

 1か月19大会に及んだ真夏のシングルマッチの祭典は内藤哲也(35)が昨年覇者のケニー・オメガ(33)を下し、2013年以来4年ぶり2度目の優勝を飾った。

 ゴング直後からオメガの顔面へのツバ吐き、リング中央で寝そべっての「トランキーノ(焦るなよ)」ポーズと相手をからかい続けた内藤。しかし、そんな余裕も一瞬、序盤から戦いはノンストップで危険過ぎる技を掛け合う展開になった。

 オメガのトップロープからの雪崩式ネックブリーカー、ジャンピング・パイルドライバー。内藤も垂直落下式グロリア、3メートルの高さからの雪崩式フランケンシュタイナーと、ともに首が危険な角度に折れ曲がる技を仕掛け続け、試合時間はあっと言う間に2015年の棚橋弘至と中邑真輔が戦った決勝戦の最長記録32分15秒を突破した。

 決着の瞬間は34分35秒。もはやフラフラの内藤がスイング式の変形デスティーノでオメガを半失神状態に。もう一発、渾身のデスティーノを浴びせ、3カウントを奪った。

 激闘のあまり試合後、3分以上、リング上に寝そべった両雄。やっと立ち上がった内藤はマイクを握ると、「今日、足を運んで下さった両国のお客様。今年の夏もプロレスを、G1を楽しんでいただけましたでしょうか。優勝したのは内藤ですが、この最高の空間を作って下さった会場の皆様にお礼を言いたいと思います。グラシャス・アミーゴ(ありがとう、友よ)」と、まずは観客に丁寧に頭を下げた。

 「4年前にも俺は、このG1の頂点に立ったんですが、あの時は背伸びしていて言えなかったことが、今の俺なら自信を持って言えます。この新日本プロレスの主役は俺だ!」と、4年越しの主役宣言を口に得意の天を指し示すポーズを決めた。

 試合後、取材陣の前でも“内藤節”はさく裂。用意されたイスを払いのけ、立ったまま「ロス・インゴベルナブレスに出会ってから2年。あの出会いが俺の全てを変えました」とメキシコ遠征の際に加入。今や自身の手で「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」に進化を遂げたメキシコの名ユニット名を挙げ、感謝した。

 「あの出会いは、まさにデスティーノ。運命でした。その時から俺は思っていることは声に出して言わないと、伝わらないと知った。まずは自分自身が楽しむこと。それを教えてくれたロス・インゴ―の彼らには感謝しかない。グラシャス・アミーゴ」と繰り返した。

 会見の最後に「言いたいことは(一夜明け会見の)明日言います。俺は疲れたんだよ。休ませてくれよ」とポツリ。新G1王者は「アスタ・ルエゴ(また今度)」とスペイン語でささやいて、満身創痍(そうい)の体を引きずり、それでも笑顔で引き上げた。(中村 健吾)

 ◆内藤 哲也(ないとう・てつや) 1982年6月22日、東京・足立区生まれ。35歳。高校まではサッカー部も、97年、新日本プロレス日本武道館大会を観戦したことで新日ファンに。プロレスラーを目指し、00年、アニマル浜口トレーニングジム入門。05年、新日の入団テストに合格。06年5月の宇和野貴史戦でマット・デビューを果たす。06年、ヤングライオン・ベストバウト賞を受賞するなど、順調に成長。15年6月のメキシコ遠征で現地のユニット・ロス・インゴベルナブレスに入り、帰国後、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(日本のロス・インゴベルナブレス)を名乗り、ユニット結成。Tシャツなどグッズが驚異的な売り上げを誇る人気者に。身長180センチ、体重102キロ。

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