高岡商、9年ぶり夏1勝へイメージトレーニング万全

高岡商、9年ぶり夏1勝へイメージトレーニング万全

 第99回全国高校野球選手権(甲子園)の富山代表・高岡商はきょう14日、東海大菅生(西東京)との初戦を迎える。13日は兵庫県内で練習を行い、エース左腕の土合伸之輔(3年)ら投手陣がブルペンで最終調整。メンタルトレーニングにも取り組み、初戦突破を誓った。

 初戦を翌日に控え、高岡商のブルペンが熱気に包まれた。報道陣が見守る中、エースの土合は約30球を投じた。切れのある変化球をコースに決め、好調ぶりを見せつけた。148キロ左腕の山田龍聖(2年)は自慢の速球に加え、フリー打撃で左越え本塁打やフェンス直撃の長打を2発放ち、パワーも全開だ。

 2日に大阪入りし、ようやく出番を迎える土合は「いよいよ来たかという感じです。一から練習、トレーニングが出来ました」と手応え。吉田真監督(34)は「選手たちは宿舎で(野球中継の)テレビにかじりついている。早くやりたいと、ウズウズしていますよ」と笑みを浮かべた。

 9年ぶりの夏1勝に向け、イメージトレーニングは万全だ。12日から飯山晄朗メンタルコーチ(47)の指導を受け、試合当日をシミュレーションした。活躍する場面を各選手が想定し、あらゆる試合展開に対応できるように、心構えや緊張のコントロール法を学んだ。土合は「どんな状況でも強気に攻める気持ちです。最後は笑顔で校歌を歌います」と勝利を思い浮かべた。練習を視察した飯山メンタルコーチは「イメージは実現する。すごくいい雰囲気で練習が出来ている」と太鼓判。飯山コーチの下、センバツ出場を実現しただけに期待は大きい。

 夏の富山大会を引っ張ってきた左腕コンビの土合、山田ともに調子を上げており、吉田監督は「先発? もうちょっと悩もうかなと…」と含みを残した。土合は「いつでもいけるようにしています」と準備を整える。心身ともに絶好調の高商ナインが、勝利のイメージを実現させる。(中田 康博)

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