桐生祥秀、初の9秒台は「けがの功名もあったのかな」新記録誕生秘話語る

桐生祥秀、初の9秒台は「けがの功名もあったのかな」新記録誕生秘話語る

 日本初の陸上100メートル9秒台を達成した桐生祥秀(21)=東洋大=が12日に放送された日テレ系「スッキリ!!」(月〜金曜・前8時)に出演し、日本新記録達成の秘話を語った。

 桐生は冒頭で「けがの功名もあったのかな」と語って、MCの加藤浩次らを驚かせた。桐生はロンドン世陸400メートルリレー決勝で左太ももに強い張りが出ていた。その真意は「練習がいつもと変わった。いつもは短い距離ばっかり走るけれど、今回は(けがの影響で)スピードを上げられなかったので、長い距離を結構やっていた。それで後半も(体力が)持つようになったのかなと。いつも150メートルとかはやるんですけれど、今回は250とか300とか倍くらい長い距離を走っていた。それで100メートルが短く感じた、というのはありますね」と語った。

 日本陸連科学委員会が公開したデータによると、桐生が感じたことは数字にも表れていた。これまで主要大会では最高速度が55メートル地点だったのが、今回は65メートルになっていた。さらに秒速11.67メートルとこれまでで最速をマークしていた。「ボルト選手でもどんな選手でも最後は絶対に失速するんです。65メートルだと失速が55メートルの時より浅くなる」と話し「これがが一番の“けがの功名”というか。前半の練習をしてこなかったので、中盤から後半に意識をしたら勝手になった。250とか300とか(の練習を重ねて)後半が強くなっていた」と明かしていた。

 そして大きな力になったのがライバルの力。記録が出たインカレは「100メートルがすごい盛り上がっていた。お客さんも『9秒台が出るんじゃないか』というより『多田選手と桐生、どっちが勝つんだ?』を楽しみにしてもらっていたんで、ライバルがいると今だけ違うんかな」と語っていた。

 ◆桐生 祥秀(きりゅう・よしひで)1995年12月15日、滋賀・彦根市生まれ。21歳。小学時代はサッカーのGKで彦根市選抜チームに選ばれた。彦根南中1年で陸上を始める。京都・洛南高2年時に100メートルでユース(18歳未満)世界最高の10秒21。13年モスクワ世界陸上代表(予選敗退)。14年に東洋大入学。家族は両親と兄。176センチ、68キロ。

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