日大元主将が批判「歴史を冒涜するプレー」…悪質タックル問題

日大元主将が批判「歴史を冒涜するプレー」…悪質タックル問題

 日大アメリカンフットボール部選手の悪質タックル問題を巡り、同部で1999年に主将だった新井洋平さんが、自身のフェイスブックで内田正人監督や大学側の一連の対応を批判するとともに、再起に向けたメッセージをつづっている。

 内田監督が試合前に「壊せ」などの言葉を使い、自チームの選手に指示したことがこれまでの取材で分かっている。日大側は指示を否定しているが、一連の反則行為について新井さんは「弁解の余地なく、危険プレーを犯した日大の重大なモラル違反。関係者が築きあげてきた日本アメリカンフットボールの歴史を冒とくするプレー」などと厳しく批判した。

 内田監督や大学側の対応についても疑問を呈している。「加害者の選手の責任はもちろんありますが、現監督と大学側の対応には失望しました」とし、「一人の青年と家族の人生を壊してしまい、刑事事件に発展しかねないこの事件に対し、あまりの誠意ない対応にただただ呆れるばかり」などと無念さをにじませた。

 また、6日に問題が発生して以降、内田監督が公の場に姿を見せないことについても「取材でも何でも受け入れて、証明すればよい」と指摘。内田監督に向けて「事実と異なった場合は除名でも何でも受け入れる」とし「監督批判と受け取っていただいて構いません。その程度の覚悟はできております。直接お話しできるならお願いします」と対話を呼び掛けている。

 新井さんはメッセージを書いた理由について「母校の失態について危機的な今こそ、OBである我々がどんな誹謗(ひぼう)中傷も受け入れ、積極的に動かねばならないのではと感じた。真摯(しんし)な態度で積極的に行動し、議論しませんか」などとつづった。被害を受けた関西学院大に対しては「最大の敬意を持って試合に臨んでいた」としつつ、「大変申し訳ない気持ちで一杯です」と謝罪している。

 新井さんは名将、篠竹幹夫監督(故人)の教え子として活躍。99年12月5日に法大と9年ぶりの甲子園ボウル出場を懸けて戦ったが、20―28で敗れている。

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