紀平梨花、SP2位 逆転へ4回転も「自信持てれば」

紀平梨花、SP2位 逆転へ4回転も「自信持てれば」

◆フィギュアスケート グランプリシリーズ 第6戦 NHK杯 第1日(22日、北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)

 女子ショートプログラム(SP)で、シニア2年目の紀平梨花(17)=関大KFSC=は79・89点で2位だった。シニア1年目のアリョーナ・コストルナヤ(16)=ロシア=がトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を含む全てのジャンプを成功し、紀平が4月の世界国別対抗戦でマークした世界最高83・97点を上回る85・04点で首位。23日のフリーで4回転サルコーの投入を「可能性はある」と示唆した紀平。今季のGPシリーズ6戦全勝がかかるロシア勢のVを阻止する。

 紀平は自分の感覚を信じ、踏み切った。冒頭のトリプルアクセルは「いい出来」と好感触。続けて3回転フリップ―トウループの連続ジャンプを成功。3回転ループは着氷で小さなミスがあったが、演技後「まあまあ」とつぶやいた。9月のオータム・クラシック前に左足を負傷した影響でアクセルを除くジャンプで一番基礎点の高いルッツを回避せざるを得ず、難度を落とした構成で納得の得点。「伸びしろのある演技だった。(22年)北京五輪優勝の夢がある。そこでは負けたくない」とさらなる高得点は十分、狙える。

 直前の6分間練習では靴の締めが緩く、ジャンプのタイミングがなかなか合わない。さらに滑走前に自身の持つ世界最高点を更新され「ちょっとビックリして焦った」。不安がありながら、演技をまとめてみせたことは一つの成長だ。今大会を前に、オフを利用して大阪から東京・国立スポーツ科学センターに足を運び、酸素カプセルに入るなどわずかな時間もコンディションを高めるために費やした。今できる最大限をやり切って臨んでいる。

 首位とは5・15点差。シニアデビュー以降、優勝した7戦中4戦は逆転Vで、フリーに強い。巻き返すためには、21日の公式練習で決めた4回転サルコーの投入が鍵を握る。「自信が持てる練習ができれば入れる可能性はある」。NHK杯は昨年、SP5位からトゥクタミシェワ(ロシア)との6・58点差を逆転し、日本女子初のシニアデビューVを飾った大会。再現に向け「準備を完璧にして、自信がつくように」と内に秘めた闘志を燃やした。(小林 玲花)


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