◆大相撲初場所4日目(15日・両国国技館)

 序ノ口デビューから連勝街道を突き進む東幕下14枚目・元林(23)=鳴戸=が西15枚目・旭蒼天(26)=中川=を引き落として23連勝。時天空(時津風)を抜いて歴代3位(1位は常幸龍の27、2位は板井の26。栃東の26は休場があるので除外)に躍り出た。

 「集中して自分の相撲を取るようにしました。途中で引いたところは反省点ですけど、しっかり足を運ぶことができました」。連勝記録に関しては「多少、意識はありますけど、一日一番、やるだけです」といつもの台詞(せりふ)を繰り返した。

 元林の連勝を師匠・鳴戸親方(元大関・琴欧洲)が支えている。この日の朝稽古でも鳴戸親方がまわしをつけて“仮想・旭蒼天”を演じ、じっくりと対策を練った。九州場所も同じ光景があった。三段目優勝をかけた北の若(八角)との7番相撲、朝稽古で鳴戸親方と練りに練った作戦で高校横綱のホープを蹴散らして3場所連続の優勝を成し遂げた。

 集中力が研ぎ澄まされる土俵から離れると23歳の若者に返る。「休みの時は同期の仲間とカラオケに行ったり、食事に行ったりもします。好きな料理はやはり肉ですね」。趣味はDVD鑑賞で「恋愛ものが好きです。最近見たのでは土屋太鳳の『オレンジ』が良かったです。タイプ? 違います。好きな女優は戸田恵梨香です」と笑顔を見せたていた。