◆京成杯追い切り(15日・美浦トレセン)

 スカイグルーヴは、美浦・Wコースに入って3頭併せ。中のユナカイト(4歳2勝クラス)を2馬身、外のサクライロ(3歳未勝利)を4馬身追走する形でスタート。雨で重くなった馬場をものともせず、2頭との差を少しずつ詰めて直線へ。ゴーサインが出されると弾けるように伸びて5ハロン69秒1、ラストは11秒9と圧巻の切れ味で併入した。木村調教師は「順調だと思います。やれることはやりました」と手応えをにじませた。

 母系にエアグルーヴやアドマイヤグルーヴなど超一流馬が名を連ねる。デビュー戦は最内枠から先頭に立ち、持ったままで5馬身差V。良血の力をまざまざと見せつけたが、「逃げた形が良くなかった」とトレーナー。その理由を「戦法が極端だと、先がなくなってしまう。馬のリズムで走らせて、馬群に入れて競馬ができるに越したことはない」と説明した。

 前走と同じ2000メートルだが、今回は中山替わりで重賞挑戦。しかも牡馬が相手とハードルは上がるが、名牝ロードを歩むこの馬には通過点にすぎないのかもしれない。(石行 佑介)