東京スポーツ新聞社制定「2019年度プロレス大賞」の授賞式が16日、都内で行われ、最優秀選手賞(MVP)と年間最高試合賞(対SANADA=10月14日、新日本両国国技館大会)の2冠を受賞したオカダ・カズチカ(32)は「2019年、結婚もしましたし、公私ともに充実した1年になりました」とスピーチした。

 4年ぶり4度目のMVPと6年連続のベストバウトで4年ぶりの2冠達成。4度目のMVPは、天龍源一郎、武藤敬司、棚橋弘至と並んで歴代2位タイ、歴代1位のアントニオ猪木が視野に入ってきた。1・5東京ドームで内藤哲也に敗れIWGP王座から陥落したが授賞式後にオカダは「ベルトがないからこそできる戦いもある」とした上で「オリンピックやるんであれば、負けないぐらいのプロレス界のビッグイベントをいろんな団体の人がいる中で、やっても面白い。プロレス界を盛り上げていかないといけない。新日本プロレスというよりもプロレスのパワーを。オールスター戦でやっても面白い」と団体の垣根を越えたオールスター戦開催を提唱した。

 さらに「せっかくのオリンピックイヤー。2020年、オリンピックあったよねで終わりじゃ寂しいじゃないですか。プロレスでもあんなオールスター戦があったんだよってあってもいい。今日も同世代の選手がいるんで、若い選手のパワーで今のプロレスのパワーを広げたら新日本に限らずいろんな団体の発展につながると思う」と思いを明かした。

 具体的に対戦したい相手を聞かれ「他の団体のチャンピオンと闘ったことないですし、宮原選手とか清宮選手とかでも今の若い世代のプロレスができても面白い。そういうのが実現できたらいいなと思います」と全日本の3冠王者・宮原健斗、ノアの前GHCヘビー級王者。清宮海斗との対戦を掲げていた。

  「プロレス大賞」各受賞者は以下の通り。

 ▽最優秀選手賞(MVP)オカダ・カズチカ(32)=新日本=

 ▽年間最高試合賞(ベストバウト)オカダ・カズチカvsSANADA(新日本10月14日、両国国技館)

 ▽最優秀タッグチーム賞 諏訪魔(43)&石川修司(44)=全日本=

 ▽殊勲賞 宮原健斗(30)=全日本=

 ▽敢闘賞 清宮海斗(23)=ノア=

 ▽技能賞 飯伏幸太(37)=新日本=

 ▽新人賞 ストロングマシーン・J=ドラゴン・ゲート=

 ▽女子プロレス大賞 岩谷麻優(26)=スターダム=

 ▽特別賞 青木篤志さん=元全日本、故人=