▽ラグビートップリーグ第2節・ヤマハ発動機―神戸製鋼(18日・ヤマハスタジアム)

 リーグ2連覇へ白星発進した神戸製鋼は16日、第2節・ヤマハ発動機戦へ向けて神戸市内の灘浜グラウンドで調整した。試合形式練習でテンポよくボールをさばいた同市出身の15年W杯日本代表SH日和佐篤(32)は、17日で阪神大震災から丸25年を迎えるにあたり「この時期になると震災があったなと思い出す。選手である以上、パフォーマンスを出すことが第一。それを見て頂いて何か感じてもらえれば、すごくうれしい」とアウェーでのこん身のプレーで地元に元気を与える。

 震災当時は小学1年生。「揺れは覚えている。当時二段ベッドの上で寝ていて、明け方にゴオーンと揺れて、何や何やとなった」。幸い、北区の実家に大きな被害はなかったが、当時所属していた兵庫県ラグビースクールが練習で使用していた灘浜グラウンドの光景は残っている。「ここのグラウンドに壊れたがれきがあった」。現在のメンバーで震災当時を知る数少ない1人だ。

 15年W杯で共闘したFB五郎丸歩(33)らを擁する目前の相手ヤマハ打倒へ「セットピースがすごく強い相手。そこにとらわれず、神戸の速いテンポのラグビーにフォーカスしたい」。元ニュージーランド代表SOダン・カーター(37)とハーフ団を組み、ボールが動き続ける神鋼ラグビーのキーマンとして、連覇を期待する神戸を沸かせる。