ヤクルト・嶋基宏捕手(35)は11日、沖縄・浦添で、昨季まで所属した楽天で指導を受けた野村氏の死去に号泣した。今季から新天地に加入。「出会っていなかったら、またこうやってユニホームを着ていることもなかったかもしれない」と涙をぬぐった。

 野村氏が辞任した時に送られた言葉が忘れられない。「優勝チームには名捕手ありと言われる。だからお前は名捕手になって、優勝チームに欠かせないキャッチャーになれ」。言葉通り、13年の日本一を勝ち取った。

 チルドレンとして責任の重みを感じている。「今、現役でキャッチャーでやってる中で野村監督が最後に教えてくれたのが僕だと思うので、選手として頑張っていくところを見せられないですけど、いずれ僕も現役をやめて、野村監督みたいに名監督になれるようにこれからたくさん勉強していきたいと思います」と夢を描いた。