米大リーグ機構がポストシーズン(PS)で新方式を検討していると、メジャー公式サイトなどが10日(日本時間11日)、伝えた。ア、ナ各リーグから現行より2チーム多い7チームずつが出場してPSの試合数を増やす案で、早ければ2022年から採用される可能性がある。

 改正案はリーグ最高勝率チームがシードされ、地区シリーズ(CS)からの出場となる。CS進出が懸かるワイルドカードゲーム(WCG)は6チームで争われ、地区優勝2チームと地区2位以下で勝率トップの1チームが3回戦制の本拠地開催権を獲得。地区優勝チームは勝率が5〜7番目のチームから対戦相手を指名できる。

 昨年のア・リーグ成績で当てはめると、WCG(対戦は勝率の低い順にした)は、

ヤンキース(東V)対Rソックス(東3)

ツインズ(中V)対インディアンス(中2)

アスレチックス(西2)対レイズ(東2)となる。

 つまり、昨季は敗退が決まっていたRソックス、インディアンスがポストシーズンに進出することになる。

 従来のWCGでは地区優勝を逃した勝率上位2チームが1試合で決着をつける方式だった。この勝者がCSに進むわけだが、リーグ最高勝率チームにとっては大きなアドバンテージが与えられることになる。

 2年後2チームを増やすことでPS進出は、30分の10から、30分の14となるが、バスケットボールのNBAのPS進出チームは30分の16、アメリカンフットボールのNFLは32分の12。NBAより少なく、NFLより多いということになる。

 日本のクライマックスシリーズ同様に、勝ち越しチームがほとんどポストシーズンに進出出来る事になる。メジャーは厳しいという事が言えなくなりそうだ。