恩師の訃報に、何度も言葉を詰まらせた。楽天・三木監督は2次キャンプ地の沖縄・金武町で、目を潤ませながら野村氏との別れを惜しんだ。「言葉にできない。僕の中ではすごくかけがえのない、人生においていろんな影響を与えてくれた方。悲しいです」と沈痛な面持ちを浮かべた。

 プロ1年目の96年から3年間ヤクルトで薫陶を受け、くしくも恩師がかつて率いたチームで今季から指揮を執る。最後に会ったのは昨年12月。監督就任の報告で野村氏の自宅を訪れ、「自分らしく頑張れよ」と激励されたことが記憶に残っている。

 就任1年目での優勝を目指す今季。「野村さんの教えを、僕が生意気に話をすることではないけど、すごく影響を受けた。ずっといいものが残っていけばいいなと思います」と「野村の考え」を継承していくことを誓った。(田中 哲)