戦後初の3冠王となり、指導者としても3度の日本一に輝いた名将・野村克也さん(享年84)の死去から一夜明けた12日、最後に監督を務めた楽天の本拠地・楽天生命パーク宮城では、献花台が設けられ、午前10時から多くのファンが足を運んだ。

 楽天ファン歴10年となる仙台市在住の高橋奈保子さん(42)は「野球のことは全然好きじゃなかったんですけど、ノムさんが監督をしていた時代に家族に連れて来てもらって初めて見た時から野球がおもしろくなって、それからのファンになった。急すぎて…」と目を赤くし、言葉を詰まらせた。

 「ヤクルトの時から野村さんのファンだった」という仙台市内在中の70代の男性は「野村さんが(楽天のことを)宣伝してくれて東北を盛り上げてくれた。楽しませてくれて、ありがとうという気持ちです」と故人への感謝の思いを明かした。

 献花台は15日まで。時間は午前10時から午後5時。献花のみ受け付け、香典・供物などは辞退する。