◆クイーンC追い切り(12日・美浦トレセン)

 クイーンC・G3(15日、東京)で重賞初制覇を狙うホウオウピースフルは12日、力強い脚さばきで上々の仕上がりをアピールした。

 美浦・Wコース4ハロンから内エリティエール(6歳3勝クラス)に2馬身先行。しまい重点の馬なりで4ハロン52秒6―12秒4と余裕を持って併入した。大竹調教師は「動きは重くないし、良かった。高いポテンシャルを持っている馬なので、楽しみです」と、仕上がりに満足げな表情だ。

 前走の百日草特別は、上がり最速33秒6で鋭く差し切り、底知れぬ能力を示した。中間のカイバ食いが良く、追い切り当日朝の時点で前走から20キロ増の484キロ。トレーナーは「成長分で、牝馬でプラスでこられるのはすごくいいこと」と、理想的な調整過程に目を細める。

 今回は距離短縮で初めてのマイル戦となり、週末の雨予報で馬場が渋る可能性もある。大竹師は「前走は2000メートルで勝ったが、気性的にはマイルの方がよさそう。デビュー戦は(札幌の)洋芝で、少々の雨だったらマイナスにはならないと思う」と不安材料を一蹴する。18年有馬記念を制したブラストワンピースの半妹という良血馬は、デビュー3連勝へ万全だ。(坂本 達洋)