東京六大学リーグ・法大の助監督に、OBで元大洋(現DeNA)内野手の銚子利夫氏(58)が就任したことが13日、分かった。就任は2月11日付で、すでに同日から指導を行っている。

 銚子氏は千葉・市銚子では「4番・エース」として79年夏に同校を春夏通じて初の甲子園出場に導き、「銚子の銚子」として話題に(実際の出身地は利根川を越えた茨城・神栖市)。同年ドラフトで近鉄から4位指名を受けたが、入団を拒否して法大に進学。内野手に転向し、3年春に首位打者を獲得し、4年時は主将として秋にリーグ優勝を経験するなど、三塁手として3度のベストナインを受賞した。

 83年のドラフト1位で大洋に入団。攻守に堅実なプレーで、88年には三塁のレギュラーに定着して自己最多の125試合に出場。打率も2割7分1厘をマークした。92年に広島へ移籍し、93年限りで現役を引退した。

 94年からは古巣・横浜(当時)にコーチとして復帰。2軍の守備走塁コーチを長く務めた後、編成、スカウトを歴任して09年限りで退団。11年からは社会人・JR東日本で守備・走塁アドバイザーを務めていた。

 青木久典監督(46)は「銚子さんは野球を熟知されていて、プロでも社会人でも指導者として結果を出されている方。私1人では、なかなか全部員を見切るのは大変だったので、非常に心強いです。プレー以外の人間教育もしっかりしてくださいますし、2人で力を合わせてこの春は絶対に優勝したいですね」と話し、18年秋以来となるリーグ優勝に照準を定めた。