米大リーグは13日(日本時間14日)、巨人からブルージェイズに入団した山口俊投手(32)を始め、ヤンキース、マリナーズなどもキャンプインした。2日目に入ったエンゼルス・大谷翔平投手(25)は、昨年9月の左膝手術後、初めて屋外でのフリー打撃に臨み、25スイングで5本のサク越えを披露。高い技術とパワー健在ぶりを発揮した。

 大谷がアリゾナ州テンピで行われたキャンプで、圧巻のフリー打撃を披露した。

 昨年9月の左膝手術後、初めてとなった屋外での打撃練習。自然と気分も乗ってくるような洋楽が鳴り響く中、鈍くて低い衝突音がグラウンドに響き渡った。フリー打撃5スイング目。初のサク越えは、センターバックスクリーン中段に突き刺さった。推定飛距離135メートルの特大弾だ。9月11日の本拠地・インディアンス戦以来155日ぶりのフリー打撃ながら、強い打球を連発。「体は問題なくよかったと思います。打感もそんなに悪くなかったですし、初めてにしてはよかったかなと思います」と、納得だった。

 逆方向へのサク越えはなかったが、25スイングで5本がサク越え。昨年まですり足だった右足を、少し上げる新打法にも挑戦している。これまでも試合前には実践していたこともあり、「実戦でやるかは分からない」と前置きしながらも、「いろんな打ち方をする中で、勉強になることがたくさんあるんじゃないかなと思います」と、“引き出しづくり”に取り組んでいる。

 打撃練習後は、ボール拾いで珍しく外野の守備につき、約30分で19球を処理。2日連続となるキャッチボールでは最長約30メートルで60球を投げ、短距離ダッシュなども行った。打者としては開幕から出場する予定。「継続して改善しながらいけたらいいかなと思います」。順調なスタートを切っている。(安藤 宏太)