2月15日の京都6R・3歳新馬(ダート1400メートル=16頭立て)は、3番人気のヴァルキュリア(牝、栗東・大久保龍志厩舎、父タピット)が1馬身3/4差でデビューVを飾った。勝ち時計は1分26秒0。

 ゲートをのっそり出て、鞍上がしごくもスタート直後の芝では全くダッシュがつかず。ダートに入ると一気に行きっぷりが良くなり、終始手応えに余裕があった。3角から外を回って進出すると、直線は1頭だけ違う脚いろで鋭く抜け出して、2着のサトノガイア(川島信二騎手)以下をシャットアウトした。

 荻野琢真騎手は「ゲートは練習の段階から遅かったですからね。道中は余裕がありました。まだ幼くて返し馬でもエキサイトしていましたが、この勝ち方をしてくれて、ホントに能力がありますね」と会心の笑みだった。

 管理する大久保調教師は「モノはいいと思っていましたが、テンションが上がってしまうのが心配でした。昨夏にデビューの予定が、膝のアクシデントでここまで延びました。普段から荻野琢騎手が調教に乗って、癖をつかんでくれていました。芝スタートの走りを見ると、現状はダートでしょうね。まだ集中力に課題も残るので、距離もこれぐらいが合っています」と分析した。