J1北海道コンサドーレ札幌MF高嶺朋樹(22)が、定位置確保へ、難敵相手に全力を尽くす。札幌は21日、鹿島と一般非公開の練習試合を行う。主力組のボランチで先発が濃厚な高嶺は、今季、鹿島と同じ茨城にある筑波大から加入したが、在学中に試合する機会は一度もなかった。「近くにあったのにやった事がなかったので。鹿島は手堅く、個の力で勝ってきたイメージ。その相手に自分ができることをやるだけ。楽しみです」。自身初の対戦を心待ちにする思いを20日、明かした。

 今季初公式戦となった2月16日のルヴァン杯・鳥栖戦で先発デビューも、同22日のリーグ開幕・柏戦はベンチにとどまった。「次の機会が来た時のために毎日アピールしていかないと」。Jリーグが目指す試合再開は4月3日。その時に向け、持ち味を最大限見せていく。「ボランチで左利きは僕だけ。それを生かしたビルドアップの部分を求められていると思うので」。高いパスセンスと戦う姿勢を前面に押し出して、勝負する。

 右太もも裏肉離れで開幕を逃したMF深井一希(25)が、15日に戦線復帰。昨季33試合に出場と攻守の要を務めた、同じ札幌U―18出身の先輩に勝たなければ、定位置奪取は難しくなる。「深井さんに勝ってるとは全く思ってない。常にどんな相手でも戦えると思われないと、使ってはもらえない。チャンスをものにできるようにやりたい」と高嶺。公式戦でなかろうが関係ない。生き残りへ、DAZNで配信される注目の一戦で、万人の印象に残るプレーを見せる。(砂田 秀人)