社会人野球のNTT東日本は21日、ジャイアンツ球場で巨人2軍と練習試合を行い、6―5で勝利を収めた。

 投のヒーローは、34歳のベテラン右腕・大竹飛鳥投手。先発して5回を4安打1失点。ストレートの平均は130キロ台後半でも、ツーシーム、フォークを効果的に使って巨人の若手を翻弄した。「低めに集めて打たせて取る、普段通りのピッチングができた」。8つのゴロアウトが、緻密なコントロールを物語っていた。

 今年で入社13年目を迎えるが、いまも野球雑誌のドラフト候補に名前が挙がるほど存在感を保ち続けている。「えっ、まだ載っているんですか。でも、評価してもらっているということだし、モチベーションにつながりますね」と笑顔で受け止めた。

 攻守で魅せたのは、日大卒で入社2年目の若手・上川畑大悟遊撃手(23)だ。1―1の同点に追いついた5回表に逆転の右前安打を放ち、7回にも3点目となるタイムリー。「相手はプロなので、積極的に振っていったのがよかった」と振り返った。

 167センチ、70キロと小柄だが、そのぶん機敏な動きで勝負する。7回の守備では、センターに抜けそうなゴロをさばくファインプレーを披露した。目標に置くのはプロ。「守備が一番のアピールポイント。打つ方では、出塁率にこだわっています。タイプとしては、源田選手(西武)のように」と言って目を輝かせた。