ルーキーの小林脩斗騎手(18)=美浦・奥平厩舎=が21日の中山2Rでアイアムイチオシに騎乗し、2番手から直線で抜け出し、デビューから20戦目で初勝利を挙げた。

 2番手につけると、最後の直線では早めに先頭の馬をとらえて、抜き去った。今年のルーキーでは泉谷、秋山稔に次ぐ3人目の初勝利。「ゴールの瞬間は無我夢中で必死に追っている感じでした」と振り返った。昨年10月に亡くなった母・優子さん(享年44歳)の遺影を持って見守った元JRAで154勝を挙げたジョッキーで、現在は久保田厩舎に所属する父・久晃助手(44)。「ゴールを先頭で切る景色を見られたことで、やみつきになると思います。あれはジョッキーでしか得られない快感ですから」と喜んだ。

 亡き母へささげる1勝目を挙げた小林脩。「まだまだ未熟で技術不足なところはありますが、ひと鞍ひと鞍大切にして日々精進し、一勝一勝を積み重ねていきたい」と、無観客開催の中山のお立ち台で抱負を語った。