◆大相撲春場所千秋楽 〇石浦(寄り切り)碧山●(22日・エディオンアリーナ大阪)

 14日目まで優勝争いを演じた西前頭13枚目・碧山(33)=春日野=が、中入り後最初の取組に登場し、東前頭12枚目・石浦(30)=宮城野=に寄り切られ、11勝4敗で場所を終えた。

 取組を前に三賞選考委員会(満票19)が開かれ、碧山は無条件で技能賞を初受賞。境川審判部長代行(元小結・両国)は「相撲の基本である突き押し。自分の体を生かして基本に忠実だった。技能は小技と捉えられがちだが、稽古場の相撲を貫いている」と評した。

 碧山「勝って(もらえる)かなと(思っていたので)、うれしいです。(優勝争いは)途中から見られてる感じがしてちょっと硬くなった。またこういうチャンスがあれば、がんばりたいですね」

 殊勲賞は10日目に横綱・白鵬の全勝を止めた西前頭5枚目・阿武咲(阿武松)を初受賞(三賞は4度目)。敢闘賞は東前頭9枚目・隆の勝(千賀ノ浦)が初受賞した。