B1リーグの滋賀は22日、米国出身でNBAの13―14年シーズンにスパーズの一員として優勝経験のあるジェフ・エアーズ(32)が帰国したと発表した。理由について「この度の新型コロナウイルスをめぐる世界情勢の変動により、帰国せざるを得ない状況となってしまったことはクラブとしては残念ではありますが、本人の安全や希望を最大限に尊重することにいたしました」と説明。

 エアーズは2018年に来日し、琉球、A東京を経て昨年11月に滋賀に加入した。

 一方、米スポーツ専門局ESPNは21日、エアーズは新型コロナウイルスの感染拡大を受けたリーグ、及びチームの対策に不備があったため、帰国を決めたと報じた。本人が「私のチームは特に、毎日の体温検査など推奨された措置を一切取らなかった。リーグ側もスポンサーからの圧力で選手にプレーを強要した。選手の安全より収益を心配していた」とインタビューで語った。東京五輪に向け安全性をアピールしようとの意思も背景にあるのではないかと推測した。

 Bリーグはウイルスの感染拡大で、2月末から3月11日までの99試合を延期。14日から無観客で再開したが、選手や審判員に発熱が出たことを受け、当該の試合とともに20日から4月1日までの95試合の中止を決めた。