ボートの日本代表候補選考レースは22日、埼玉県戸田市のコースで行われ、女子軽量級シングルスカルは冨田千愛(26)=福井県スポーツ協会=、大石綾美(28)=アイリスオーヤマ=が1位、2位で通過した。ワンツーペアで同ダブルスカルのクルー決定レース(28日から、熊本)に臨み、勝てば代表候補に決まる。

 メダルが期待される同ダブルスカルだが、まだ日本の五輪出場枠が不透明だ。4月のアジア予選などで決まる予定も、コロナ禍で中止に。選手たちは“仮”の代表入りを目指して臨んでおり、大石は「正直『どうなるの?』と不安はあった」と明かした。

 軽量級ダブルスカルは東京五輪を最後に、種目から外される意見が出ている。16年リオ五輪でもコンビを組み、12位だった2人。「最後なので結果を残したい。大石さんと一緒にリベンジしたい」と冨田。まずクルー決定レースを突破し、ラストチャンスの五輪初のメダルへ思いをつなげる。(宮下 京香)