◆練習試合 ソフトバンク6―2ロッテ(22日・福岡ペイペイドーム)

 ソフトバンクのウラディミール・バレンティン外野手(35)の力強い打球音がドーム内に響いた。同点の5回2死一塁、西野の甘く入ったフォークを捉えたボールが左翼席中段で弾んだ。2試合連続となる勝ち越し2ランに「感触は良かった」。両手首をパトカーのサイレンのようにクルクルと回す「ピーポー」ポーズもカメラに向かって披露した。

 天敵・ロッテに幻の“開幕3連勝”。昨年は8勝17敗と苦手にしたが、ヤクルトから新加入の男には関係ない。対ロッテ、出場4試合で3発放っているバレンティン効果で、今季はここまで5戦全勝。「負けて嫌な感じを持つよりはいい」と工藤監督。王会長も「どんどん打って、慣れていけばいい」とうなずいた。

 今季から日本人選手扱いとなった助っ人はオープン戦で打率3割5分、2本塁打、10打点と結果を出し、練習試合でも2戦連発。「(開幕してほしかったと)そう思っている」と残念がったが、来たるべき日に備え好調を持続していく。(戸田 和彦)