新型コロナウイルスの予防措置のため22日に開催中止が決まったドバイ国際競走へ向けて、現地ドバイに入っていたクリストフ・ルメール騎手(40)、古川吉洋騎手(42)=栗東・フリー=を含む日本調教馬の関係者は帰国後2週間、競馬場、トレセンなど関係施設への出入りを禁止されることが23日、分かった。両騎手は今週、来週の騎乗が不可能となり、ルメールが大阪杯(5日、阪神)でタッグを組む予定だったダノンキングリーは他の鞍上を探すことになる。

 JRAはこの日、ドバイ入りしていた関係者に対して23日にドバイを出発の場合は4月6日、24日の場合は同7日まで、それぞれトレセン、競馬場への出入り禁止と、関係者との接触を自粛するよう通達した。

 ドバイ滞在中の関係者は、一部スタッフを残して24日までに出発して帰国する運び。アーモンドアイとドバイ・ターフ連覇を目指して16日に現地入りしていたルメールもこの日、自身のインスタグラムに黒いマスク姿の“自撮り写真”とともに「ドバイワールドカップは中止になりました。残念ですが、今は安全が一番ですね! アーモンドアイ、ゴールドドリームなど関係者の皆と日本に戻ります」と投稿。今週末のJRAでの騎乗へ向けて、国内では準備が進められていたが、今回の通達は大きな痛手となる。

 日本調教馬20頭の帰国に関しては現在調整中だが、滞在は長期化することはなさそう。ただ、20頭の管理のため現地に残る6、7人のスタッフにも、同様の措置がとられるものとみられる。