Jリーグと日本野球機構(NPB)が設置した「新型コロナウイルス対策連絡会議」の4回目が23日に都内で行われ、感染症の専門家チーム(賀来満夫・東北医科薬科大特任教授ら)から少なくとも4月下旬までJリーグ再開を遅らせることが望ましいとの答申を受けた。Jリーグの村井満チェアマン(60)は25日にクラブの代表者との会議で方向性を決める方針だが、4月3日の再開は難しい情勢となった。

 賀来氏は「メガクラスター(患者の大規模拡大)になることは絶対避けなければならない」と現状では4月上旬の再開が難しいとの見解を示した。村井氏は「(再開が)仮に4月上旬が難しいなら、2週間単位でシミュレーションする」と新たな再開日候補に第9節(4月17、18日)、第12節(5月1、2、3日)を挙げ、状況を見極めていく考えだ。

 また、段階的な再開も視野に入れる。J1、2と比べて観衆が少なく、感染拡大リスクが低いJ3を先駆けて再開する案が、JリーグからJ3クラブの社長に伝えられていることが分かった。仮にJ1、2の再開が5月1日まで延びた場合、J3は4月25日に先行して再開するプラン。健康を最優先としながら、再開の道を探っていく。