日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長が23日、都内で取材に応じ、IOCが東京五輪開催の延期を含めた検討に入ると発表したことを受け、「第一にアスリートの安心、安全が最優先。安全が確保できないというのであれば、それ以外の選択肢はないかなと思っている」と語った。

 延期となった際の大きな問題の一つに「会場の確保」を挙げた。開催までの期間に余裕がある方が会場を確保しやすいとしつつ、「期間が長くなると、(代表の)選考をもう一回やり直しということも出てくるかもしれない」と言及。

 ロサンゼルス五輪柔道無差別級金メダリストは「夏にピークをあわせてきた選手、これが最後と思っている選手もいる。長くても短くても苦渋の決断になる。アスリートのことを考えると長い延期ではない方がいいのかもしれない」と選手の立場を思いやった。