卓球男子で92年バルセロナ大会から五輪に4度出場した松下浩二氏(52)は23日、都内で取材に応じ、延期になった場合に「状況が状況なので受け入れて準備をしないといけないが、選手は毎日ストイックに追い込んでいる。五輪までと決めていたものが延びてしまえば、精神的にはきついだろう」と語った。

 特に影響が大きいとしたのはベテラン選手。自身も4度目のアテネ五輪は36歳で迎え「そこを区切りとしてやっていた。20代の時は次を狙っていくモチベーションがあったが、引退も考えている選手にとってはつらいと思う」と気遣った。

 〇…日本卓球協会の星野専務理事はIOCの延期検討を受け「選手が一番動揺すると思うが、どういう進め方になっても監督と選手ができることをしっかりやっていこうと確認し合うこと(が大事)」と語った。男女代表6人は既に決定。国際大会の中止が相次いでいるが、長期合宿を中心に強化に取り組む方針で「選手はまとまった練習をできるとポジティブに考えてくれていると思う」とした。