新型コロナウイルスの影響で開催中止となった春のセンバツ高校野球(甲子園)に出場予定だった白樺学園硬式野球部は24日、同校グラウンドで練習を再開した。

 大会中止決定の翌日12日から練習を中断しており約2週間ぶりに全部員33人が集合。自宅待機中もできる範囲で体を動かしてきた部員は、久々の“チームプレー”に気持ちを高めながら約2時間半、ランニングやキャッチボール、フィールディングなどで汗を流した。

 グラウンド脇には、センバツ前の合宿を行う予定だった徳島・阿南市から届いた「がんばれ!白樺学園高等学校」の横断幕も掲示。春初出場が幻になったショックを払拭するようにハツラツとプレーした。感染予防で報道陣の取材はなしだったが、右腕・片山楽生(らいく、3年)は「顔を合わせて練習を行えて、野球ができるありがたみを感じた」、捕手の業天汰成主将(同)は「(センバツ中止は)残念な思いがあるが、目標は夏の甲子園出場。チーム全体で前を向いていかないと」と部を通じコメント。戸出直樹監督(44)も「久しぶりに全員の顔を見てホッとした。(夏に向けて)切り替えて前向きに頑張ろうとコミュニケーションを取った」と振り返った。