◆練習試合 中日1―5巨人(24日・ナゴヤドーム)

 何事もプラスに捉え、前へ進む。菅野は2回2死二塁、最後は京田を空振り三振に抑え、悠々とマウンドを降りた。5イニング80球がメドだったが、登板前日に開幕の延期が決定したため、2イニングの登板になった。

 当初のテーマを大幅に変更し「今日は投げたいボールを投げて、結果にはこだわりはなくて。感覚を忘れない程度のピッチング」。小林とのバッテリーで33球3安打1失点、3奪三振。最速は151キロを計時した。

 本来なら開幕していたはずのプロ野球。4月24日の開幕を目指すことが決まり、再び間隔が空く。

 「その中で結果を残すのもプロだと思う。時間をもらったということをプラスに捉えて、今やるべきことを最大限にやっていきたい」

 実際、菅野はオープン戦終了後、ランニングメニューを多く取り入れ、時間を有意義に使った。登板後も「よくないボールがあった」と課題を確認。開幕までフォームを含め、もう一度自分を見つめ直す期間とする。

 「本当なら(3月20日に)開幕して、2カード目の名古屋。正直いま開幕してもいい状態だと思う。難しいけど、ずーっと保つのも一つの手。一度落として上げるのも一つの手だけど、上がらなかったらどうしようというのもある。でも、僕はやりたいことがたくさんある。開幕が延びていろいろやりたいことは浮かんでます」

 不動の開幕投手は「自分でどうにもできないことなので考えても仕方がない。それに向けてベストでね」。来たるべき日を最高な状態で迎えるため、更にパワーアップする。(玉寄 穂波)