第50回高松宮記念・G1(29日、中京・芝1200メートル)の最終追い切りが25日、東西トレセンで行われた。昨年のJRA賞最優秀3歳牝馬を受賞したグランアレグリア(牝4歳、美浦・藤沢和雄厩舎)は美浦・坂路で単走。4ハロンを51秒9―37秒5―24秒4―12秒3のタイムを刻んで駆け上がった。

 「調教は楽になった。カイバが食べられるようになったし、3歳から4歳になって精神面で成長してきた」と藤沢和調教師。デビューから5戦はマイル戦を主戦場とし、桜花賞・G1などを制覇。NHKマイルC・G1では5着降着だったが、昨年12月の阪神C・G2では古馬を相手に圧勝。2着のフィアーノロマーノには5馬身差をつけた。「上がりの100メートルぐらいの脚はびっくりした。1400メートルであれだけ(2着との差を)離せる馬はあまりいないよ」とトレーナーの期待は高まる一方だ。

 すでに3回の関西への輸送を経験。「利口な馬だから、輸送は苦にしない」(藤沢和師)と、心配もない。3か月ぶりの実戦となるが、昨年は約4か月ぶりとなる桜花賞でも強さを見せた。「能力はある馬」と名伯楽も認める才能。初の1200メートルもむしろ期待しかない。