東京五輪のサッカー男子代表候補選手は25日、五輪開催延期について複雑な心境を明かした。

 サッカー男子はIOCと国際サッカー連盟(FIFA)の協議により、92年のバルセロナ大会以降、オーバーエージ枠を除き、U―23(23歳以下)の年齢制限が設けられた。1年程度の延期となり、年齢制限はそのままか、「U―24」になるか。決定次第で五輪出場の夢が途絶える選手も出る。

 来年8月に24歳を迎える磐田のFW小川航基(22)は「率直に、残念。出場資格を得られるのを信じ、力をつけていくしかない」と話し、同じく8月生まれの鹿島のDF町田浩樹(22)は「複雑な気持ちはあるが、五輪を目指してきたので出たい」。

 年長者ではないメンバーも心境を吐露。DF杉岡大暉(21)=鹿島=は「制限が変わらないのであれば、僕ら98年生まれがやっていかないと」。鹿島のFW上田綺世(21)は「2年間かけて準備してきた。編成は崩れるかもしれないけど、やることは変わらない」と話した。

 編成の見直しを余儀なくされる可能性が出てきた森保一監督(51)は「決まったレギュレーションで最善を尽くしたい」とコメントしている一方で、オーストラリアのアーノルド監督は年齢制限の引き上げを求め、IOCと意見交換などをしているという。