◆JERAセ・リ−グ ヤクルト5―6巨人(26日・神宮)

 巨人は4―5と1点を追う9回1死二塁で、代打・重信慎之介外野手(27)が右越え逆転2ランを放った。このまま負ければ首位陥落の可能性があった土壇場で、試合をひっくり返し、勝利した。

 巨人は2回先頭の陽岱鋼外野手(33)が今季1号ソロを右中間に放り込んで1点を先制。先発の菅野智之投手(30)も5回までは2安打無失点と好投していた。

 ところが菅野は6回無死一塁で山田哲に逆転2ランを許したのをきっかけに5点を失い、この回、途中降板した。

 4点差に広げられたが、巨人打線は7回1死一、三塁で亀井善行外野手(37)が右線適時二塁打を放って3点差に迫ると、8回2死一、二塁で中島宏之内野手(37)が中越えの2点二塁打で1点差に追い上げた。そして9回に逆転に成功し、最後はデラロサが締めた。

 前夜の広島戦(東京ドーム)では同点の9回、延長10回に得点圏に走者を進めながらあと1本が出ず、サヨナラ勝ちを逃していた。この日は逆転されても巨人ナインは諦めず、じわじわと差を詰めて最後にひっくり返す展開となった。重信のホームランの瞬間には、無観客の神宮球場に巨人の選手たちの雄叫びが響いていた。