令和2年高校野球宮城大会の組み合わせ抽選会が26日に行われた。東北(宮城)の佐藤琉河主将(3年)は、連敗している仙台育英への雪辱に闘志を見せた。

 優勝するには倒さなければいけない相手がいる。東北・佐藤主将は組み合わせが決まった代替大会に対し、“ライバル”仙台育英撃破へ強い意欲を示した。「育英にはずっと負けている。最後勝って終わりたい気持ちは強いです」。昨年は春季県決勝、夏の宮城大会決勝、秋季の中央地区予選と県準々決勝と4度対戦して4連敗。昨秋の対戦は2試合とも9回表に逆転しながら、その裏にサヨナラ負けした悔しい負け方なのだ。

 育英に敗れた全4戦に出場してきた佐藤主将は「技術は劣っていない」と自負する一方で、「最後の詰めの甘さが出てしまった」と反省。野球以外の面を見直し、掃除など生活面で雑だった点や周囲への気配りなどを意識し、成長につなげようと取り組んできた。直近の対戦である昨秋県準々決勝の試合映像を、「冬場は週1度見てました」と佐藤主将。あの悔しさは今も強く残っている。先週末に初の練習試合を戦うなど難しい面もあるが、「体も気持ちも調子を上げていきたい」と佐藤主将は前向きだ。

 初戦は東北生活文化大高との対戦で、ともに勝ち進めば仙台育英とは決勝で当たる。今までの悔しさも全部ぶつけ、仙台育英を倒して宮城の頂点へ突き進む。(有吉 広紀)