今秋ドラフト上位候補の明石商(兵庫)・中森俊介投手(3年)が27日、明石市の同校で須磨翔風(兵庫)との練習試合に今年初めて登板した。最速151キロ右腕は7回からの3イニングで6安打2失点。この日は147キロを計測したものの、ほろ苦い結果に終わった。

 9―2で勝利したが「全く(ダメ)でした。下半身の力をうまく上半身に伝えられていなかった。(球に)キレがなくて、伸びがなかった。空振りが取れなかった。焦りしかない」と、7月18日開幕の代替大会へ危機感を募らせた。狭間善徳監督(56)も「体の開きが早く、球が来ていない。一番悪いのは不器用なところ」と指摘した。

 3球団が視察し、阪神の熊野スカウトは「上位候補」と評価したが、中森は進路について「進学とプロと半々ぐらい。プロで通用するレベルにまだまだ達していない」と慎重だった。(伊井 亮一)