◆パ・リ−グ 楽天4―6日本ハム(28日・楽天生命パーク)

 滞空時間の長い打球が左翼席へ吸い込まれた。初回2死一塁。中田が石橋の高めに浮いたスライダーを仕留め、2戦連発となるリーグトップタイの5号2ランを放った。「甘いのが来たら積極的に振ろうと思っていた。それが、たまたまいい形になって良かった」。27日の試合は18失点で大敗したが、この日は初回で流れを引き寄せた。

 これで主砲は楽天との6連戦で4本塁打。打撃好調を印象付けたが、守備面では思わぬ苦悩があった。3、4戦目で計3失策するなど、内野が土という慣れない球場で試合が続いたこともあり「普段の動き、グラブさばきができなかった。イップス。8年ぶりくらいに守備に就いてずっとドキドキしていた」と振り返る。初の同一カード6連戦の難しさを痛感していた。

 さらに疲労の蓄積などもあり、今後も同一カード6連戦が続くことを「正直、恐怖でしかない」と言う。それでも毎日1時間のマッサージと半身浴を繰り返し、体のケアを徹底。4番としての重責を全うしている。

 チームは練習試合期間などを含めて約1か月の遠征を終え、30日からは本拠地・札幌Dでソフトバンクとの6連戦。「札幌に戻って気持ちを入れ替えていきたい」と背番号6。本領発揮はここからだ。(後藤 亮太)