宝塚記念でレース史上最大着差の6馬身差をつけて圧勝したクロノジェネシス(牝4歳、栗東・斉藤崇史厩舎)が一夜明けた6月29日、滋賀・栗東トレセンで元気な姿を見せた。

 雨上がりの仁川で、驚きのパフォーマンスだった。昨年の秋華賞に続く2つ目のG1タイトルに、担当の和田保長助手は「体が増えて気持ちの面でも余裕がありました。でも、こればかりは、やってみないと分かりませんから。びっくりしました。レースのちょっと前ぐらいに雨が降ったのも良かったんだと思います。返し馬も元気で、落ち着いていましたね。4コーナーでは全然、手応えが違っていました」と驚くばかりだった。

 デビュー当時から24キロ増えて最高体重の464キロで出走と、まだまだ進化を続けている。歴史に残る圧勝劇の後は厩舎に戻り、この日も元気な様子。和田助手は「ケロッとしている感じです。食欲があり、いつものレース後と変わりません」と愛馬を頼もしく思っていた。

 斉藤崇厩舎は今春、NHKマイルCのラウダシオン・G1(牡3歳)も勝っており、サマーグランプリも制して最高の形で上半期を締めた。クロノジェネシスは近く放牧に出る予定となっている。