日本体操協会は29日、トランポリン男子の外村哲也(35)=アムスインターナショナル=が、今月末をもって現役を引退することを発表した。

 今月12日に本人から届け出があったという。外村は日本協会を通じ「ここ最近、長年の疲労・負担の蓄積のため身体の不調・痛みが頻発し、もう長く競技人生を続けることは出来ないと感じておりました。そんなこともあり、競技人生は2020年東京五輪までと定め、何とか競技力向上を目指してまいりました。そんな中、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により五輪が延期となってしまいました。現状、心技体ギリギリで競技を行っていて、加えてこのコロナ禍で競技環境を整えて、今からもう一年現役延長することは極めて困難と判断し、引退を決意しました」と述べた。

 外村は84年ロス五輪体操団体銅メダルの外村康二氏を父に持ち、2005年世界選手権で個人3位、団体2位と躍進。08年北京五輪では日本勢歴代最高の4位入賞を果たした。