新型コロナウイルスの影響で活動休止していた男子7人制ラグビー日本代表が29日、候補合宿を再開した。6選手で行われた東京都内での練習に参加した小沢大(31)=トヨタ自動車=は「みんなと一緒にやれるうれしさを感じた」と、仲間との再会を喜んだ。

 感染拡大防止のため全国5か所に分かれ、週1回のペースで集まる予定でいる。練習内容は柔軟性の測定、筋力トレーニング、グラウンドに出てボールを使った。選手同士の距離は保ったまま「声のボリュームも下げて」キックやキャッチ、パスなど今までのように1人では難しい練習もあった。徐々にペースを上げ、1年延期された東京五輪1年前となる7月23日頃に全体練習実施を目指している。

 代表候補活動は動き出したが試合の予定は決まらない。延期された国際大会は新たな日程が提示されていない。小沢は「本当に難しい。最悪、五輪まで国際試合がない可能性もある」と想定している。五輪という大目標があるとはいえモチベーションにも影響する。できる範囲で最大限の準備をしながら、大会実施を待つしかない。