「一般質問なし」ってあり? 苫前町議会15年ぶりゼロ

 【苫前】13日に開会した定例町議会が、一般質問を実施しないことが分かった。町によると、一般質問を行わないのは、2002年12月定例会以来、15年ぶり。議会事務局は「質問の申し出がなかった。特に理由があるわけではない」としているが、町民からは議会活動の停滞を懸念する声が上がった。(長谷川賢)

■町議 「緩んでいるわけではない」

■町民 「選ばれたからには質問を」



 これまでの定例会では毎回、1〜3人が一般質問に立ってきた。阿部俊一議長は取材に対し「大きな懸案がなかったということだ」と淡々と語った。福士敦朗副議長も「今回は決算の審査に力を注いでいる。緩んでいるわけではない」と強調した。議会運営委員会の間宮英明委員長は「議員8人のうち4人が農家。9月は農繁期という事情も影響しているのでは」とみる。

 4期目の森利男町長は、就任後初めて一般質問を受けない。「委員会など前段階で十分に議論し、疑問があれば丁寧に答えている」とした上で、「行政がスムーズに進んでいるという側面もあり、必ずしも問題だとは思わない」との認識を示した。ただ、委員会は日程が公表されておらず、町民は事実上傍聴できない。

 13日、本会議の傍聴に訪れた町民(83)は「質問することで問題点が見えてくる。われわれが選んだ議員なのだから何か質問してほしい」と注文した。

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